2005年03月30日

個人情報保護法(その4)

今後、個人情報の取扱の優劣が企業・会社選びの重要な要素になってきます。

では、企業・会社は具体的にどのような対策を進めるべきか。主なポイントは以下のとおりです。

 @個人情報を整理・選別し、要求に対して迅速に対応できるようにする。
 A複数の部門やシステムにまたがる分散管理をやめ、一元集中管理する。
 B担当者を決め、顧客からの問合せ窓口を一本化する。
 C運用管理ルール(個人情報の流用制限など)を設け、社員全員に順守を徹底させる。
 D情報の取得、開示、訂正、削除等に関する手続や提出書類を定める。


この他、外部業者も含め情報漏えい防止対策が必要なのは言うまでもありません。今や盗む側からすると個人情報はたいへんな価値のある代物となってきているのです。

過去の判例からすると、個人情報の値段は一件1万円が相場と言われています。

これは、以前京都府宇治市の住民基本台帳データから約22万人分の情報が流出したとして損害賠償訴訟になった際、裁判所が言い渡した慰謝料が個人情報一件あたり1万円だったのがもとになっています。
一件1万円が22万人分だと総額22億円にもなってしまうのです。

個人情報の重みが実感として沸いてくる数字ではないでしょうか。

しかし、恐れてばかりいても仕方がありません。
先の損害賠償の例で言えば、企業・会社側に「故意・過失」が認定されなければ賠償責任は発生しません。法令の順守が企業防衛に繋がってくるのです。


個人情報保護法は、あさって4月1日より施行されます。




posted by きむたろ at 00:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 個人情報保護法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 4月1日より「個人情報保護法」が施行されます。 まじめな会社は、万が一の個人情報の流出に備えて 準備・対応に走り回っていることと思います。 一方個人情報を扱う闇のブローカーは、あらゆる手..
Weblog: TRADE 広場
Tracked: 2005-03-30 19:28
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