2005年05月19日

株主総会とは

そろそろ会社の株主総会の季節になってきました。

定時株主総会の開催時期は、「権利行使すべき株主を決定するための基準日(=実務上営業年度の末日となる)から3ケ月以内に開催しなければならない」という商法の規定(※詳細追記)に拘束されます。

例えば3月決算の会社は、それから「3ケ月以内」ということで、6月末までに定時株主総会を開催しなければなりません。
日本の会社は「3月決算」の会社が非常に多いため、6月末に定時株主総会が集中してしまうのです。

この株主総会、基本は株主が「出席」して議案の審議・決議をするものです。
しかし、「忙しい」「無関心」などで株主が出席しない場合が多いのです。

しかし、株主総会は、原則「総株主の議決権の過半数を有する株主」の出席(定足数)が必要です。定足数を下回る株主総会による決議は無効となってしまいます。

このため、一般の株主が多い「公開企業」は株主集めに苦労するのです。
株主の便宜をはかるため、6月中頃に時期をずらして開催する会社や、休日に開催する会社も増えています。
また、出席者に自社製品をお土産に渡したり、所属タレントを出席させるタレント事務所もあったりと、いろいろ株主を楽しませる工夫をしているようです。


また、商法は、株主が出席しなくても株主総会が成立する方法をいくつか用意しています。

@代理人による議決権の行使
A書面投票・電子投票
B商法253条による株主総会に代わる決議

上記いずれかの方法により、株主総会の定足数を満たすことができます。
この具体的な内容については、また次回以降にご説明したいと思います。
※商法224条の3
posted by きむたろ at 21:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 商法・商業登記法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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