2005年09月29日

司法書士の費用ってわかりにくい?

登記などを司法書士に依頼すると費用が発生します。

その費用の中身はなんでしょうか?

◆司法書士に支払う費用
これは、大きくわけて報酬立替金とになります。

報酬は、依頼業務である登記などを行った対価で、申請書作成、法務局への申請手続きや日当などもこちらに含まれます。
立替金は、登録免許税などの税金や戸籍・住民票など役所で取り寄せた書類の発行手数料などです。

このうち登録免許税などの立替金は実費ですので、各司法書士事務所間で費用の差はないはずです。

しかし、現在報酬については各事務所まちまちとなっています。注意しなければいけないのは、登記委任状の作成費用などの書類作成費や日当は、各事務所間でかなり差があるという事です。例えば、登記委任状は無料としている事務所が多いと思いますが、中には有料としている事務所もあるのです。


◆報酬の自由化
以前、司法書士の報酬には「司法書士報酬額基準」というものがあり、多少の幅はあったものの各事務所でそれほど大きな差はありませんでした。

ところが、世の中の規制緩和の流れに伴い、各士業において報酬の自由化が進められ、平成14年12月31日「司法書士報酬額基準」が撤廃され、司法書士の報酬は完全自由化されました。

これにより各事務所は自由に報酬額を決めることができるようになったのですが、基本的には廃止された「司法書士報酬額基準」を元にしている場合が多いようです。


◆見積書の請求
しかし、「司法書士報酬額基準」を元にしている場合が多いとはいえ、報酬額は各司法書士の裁量によって決められるのが原則です。よって、登記などの依頼をしようと考えている場合には、概算の見積りを出してもらう必要があると言えましょう。

特に注意しなければいけないのは、先ほどご説明したように書類作成費用日当は格差もかなりあるようなのでよくチェックするようにしましょう。


◆どの司法書士に依頼するのか
 見積りを取り較べてみて費用があまり変わらなかった場合はどうでしょうか?
 私は、我々司法書士の職業信用を売る商売だと考えています。一般的な法律相談や契約書のチェックなどすることも多く、関連して成年後見業務、役所の許認可・届出、税金関係、不動産取引など幅広い知識が要求されます。

 こうした業務の特性上、「この人なら信用できるな」と思った人に依頼するのが一番なのではないでしょうか。


※手前味噌ですが・・・
 ちなみに当事務所では、一般的な法律相談は基本的には無料で行っています。お気軽にご相談ください。
posted by きむたろ at 08:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 司法書士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月27日

司法書士ってなに?

司法書士とはなんでしょうか?

名前だけは聞いたことがあっても、何をしている職業かよく知らない方は多いかと思います。
実は、私も司法書士試験を受験してみようと思うまではよく知りませんでした・・・

簡単に言えば、主として登記などの業務を取り扱う法律関係の専門家で、司法書士試験に合格するなどしなければその業務を行うことのできない、弁護士などと同じ国家資格所有者です。


司法書士の行うことができる業務は法律で定められており、その主なものは次のとおりとされています。
・登記、供託に関する業務
・法務局、裁判所への提出書類の作成業務
・簡易裁判所における訴訟代理や法律相談
(すべての司法書士が行えるわけではなく※認定司法書士のみが可能)

具体的には次のような仕事があげられます。
・不動産の登記申請手続き
・会社や法人の登記申請手続き
・訴状など裁判所への提出書類の作成
・簡易裁判所における訴訟代理人
 (※認定司法書士のみ)
・成年後見業務
・債務整理(クレサラ)に関する業務 
・上記に関する法律相談 etc.


認定司法書士
 簡易裁判所における訴訟代理や法律相談をする能力があることを認定された司法書士で、通常の司法書士試験に合格しただけでなく特別の研修課程を修了しなければ認定を受けることができない。ちなみに、私も認定を受けています。)

司法書士はこの他にも法律に関わる様々な問題を取り扱っており、一般的に国民の権利を守る街の法律家といわれています。


また、同じ法律関係の専門家としては弁護士が有名です。
弁護士との大きな違いは、弁護士は法律上あらゆる事案を取り扱う事ができるのに対して、司法書士の取り扱い業務は上記業務に限られてしまうことです。

この違いを病院に例えると、弁護士は大学病院などの総合病院司法書士は街の開業医といったところでしょうか。

これはサービスの内容にもあてはめられます。
一般に大学病院の治療は高額であるように弁護士の報酬は高額です。これに対し司法書士の報酬は弁護士から比べるとリーズナブルです。

相談したい内容・依頼したい業務をよく考えたうえで、両者を使い分けることが賢い利用法と言えるのではないでしょうか。
posted by きむたろ at 12:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 司法書士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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